こんにちは!くま吉です。(@hanatare_kuma)
不労所得という甘っちょろい理想を掲げている私。
今回は、身近な資産運用手段である “銀行への貯金” と不労所得について書いてみたいと思います。
貯金の利息はスズメの涙
多くの方がすでにしている資産運用といえば、銀行への貯金があると思います。
ひと昔前はある程度利息がついていて、少しずつでも確実にお金が増えていく感覚があったようですが、現在はどうでしょうか。
それぞれの銀行の戦略が違うため金利もまた違うわけですが、満足いく金利を受け取っているという人はあまりいないように思います。
私の場合、今利用している定期預金の金利は、地方銀行が年利0.01%、ネットバンクが年利0.2%です。
100万円を預けた場合の年利
地方銀行 : 100万円 × 0.01% = 100円
ネットバンク: 100万円 × 0.2% = 2000円
ここから利息に対して20.315%の税率で源泉徴収されるわけですから、単純に利息の5分の1が更に減ってしまうことに…。すると
地方銀行 :税引き後 約 80 円
ネットバンク:税引き後 約 1600 円
むーん。
1年間預けて、金利の高い方のネットバンクでも1600円程度…。
ちょっと豪華なランチを食べたら即終了です。
私、とっても不満です(笑)
私が目指しているのは不労所得。
つまり、現在の仕事を辞めても毎月ある程度の収入が入ってくる状態を目指すこと。
ざっくり、毎月30万円は欲しいかな…。
毎月30万円を金利で得るには?
では見方を変えて、毎月30万円の利息を銀行から得る方法について考えます。
先ほどの具体的に計算した例の税引き後の金額が年間で360万円(毎月30万円)になればいいわけですから、逆算してみましょう。
税引き後30万円ということは、税引き前は37.5万円の利息が付いているということです。
ではいったいいくら預けたら年利0.01%で毎月そんなにもらえるのでしょう。
預ける金額を X として計算してみると…
X × 0.01% = 37.5万円 × 12カ月
X = 37.5万円 × 12カ月 ÷ 0.01%
= 450億円
はい…。
計算結果では450億円を1年間運用すればいいことになります。
この天文学的数字を前に、「よし、やったろうじゃん!」となる人はいませんよね。
あ、ちなみにネットバンクでは22.5億円で達成できますよ(慰めになってませんけど…)
ということで、私には逆立ちしても無理だということが分かりました。
ん~…。
じゃ、じゃ、じゃあ!
一方で年利がすごく上がったとしましょう。
なんかよく分からんけど、年利が突然ぴょーんと目が飛び出るくらいに上がった~!とします。
いったい年利がいくらになれば、100万円を預けた時の金利で不労所得を達成できるのでしょう。
100万円 × X% = 37.2万円 × 12カ月
X = 37.5万円 × 12カ月 ÷ 100万円
= 450%
おおっ、450%ですね。
数字の上で450%は、現在の年利が45000倍になれば達成できそうです。
…はい。
「そんな無茶な!そこまで高い年利なんて絶対つく訳ないでしょ!」
という激しいツッコミが入りますよね。
でも、日本はかつて1990年代中頃まで長期金利が4%なんて時代もあったのです。
(7%なんていう時代もあったというから、今では驚きですね)
まあ、4~7%と450%では月とすっぽんですし、当時のような高金利の時代が再び起こるとは考えにくいですが…。
銀行の金利で不労所得は不可能
ということで結論を言えば、銀行の金利を当てにした資産運用では、私が目指す不労所得は実現できないということ。
かといって、一攫千金を狙ったギャンブルというのもできる気がしません。
この私、当たり付き自動販売機で一度も当たったことがないですし、毎年来る年賀状も切手シートすらもらえない年もあります(悲しくなります)。
一言でいうと、あまり運がいい方ではないのです。
では、このギャンブルに向いていない私が、コツコツとお金を増やしていけるような資産運用の方法はないものか。
そう、種を植えて毎日水やりをするように。
いやいや、毎日みんな忙しいから、できれば『種を植えたら、ほったらかしでも勝手に自分で大きく育ってくれる』そんなステキな方法は…。
それについては、また別の機会に書くことにしておきます。
それではまた。
くま吉でした!
あなたにたくさんの幸せがありますように♪