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FXのレバレッジを計算する方法

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こんにちは!くま吉です。(@hanatare_kuma

FXを説明する上でとても重要な言葉が、レバレッジです。

実は、このレバレッジという言葉は2つの場面で使われているので、今回はその違いを具体的に説明します。

違いを知らないままに本を読んだり話を聞いたりしていた私は、途中でかなり混乱してしまったことがあったからです。

あいまいな捉え方のまま運用を開始することで、知らないうちに自分が想定したよりも大きなリスクをとっていた!なんてことにならないように、ここでしっかり理解しておきましょう。

 

2種類のレバレッジ

まずは基本的なことをもう一度。

レバレッジとはてこのことです。

“てこの原理”のあれのことで、要するに小さい力を大きな力に変える原理のことです。

FXで使われる場合、物理的な力ではなくお金の “多い少ない” ついてレバレッジが働きます。

つまり、少ない金額で大きな金額を取引することができるというのがレバレッジなのです。

 

レバレッジが1倍というのは、1万円で1万円分の外貨を取引することです。

レバレッジが25倍というのは、1万円で25万円分の外貨を取引することです。

そして、レバレッジ1倍とレバレッジ25倍では、レバレッジ25倍の方を“レバレッジが高い”“高レバレッジ”などと表現します。

 

分かりにくいのは、このレバレッジには使われ方が2種類あることです。

具体的には“必要証拠金のレバレッジ”と、その口座の運用状況による”実効レバレッジ”。

この2種類を混同してしまうと全てが混乱してしまいますから、少し丁寧に見ていきましょう。

 

必要証拠金のレバレッジ

FXでは、外貨を購入する際に必要証拠金が必要になります。

この必要証拠金はほとんどの会社でレバレッジ25倍と決まっており、私がお世話になっているインヴァスト証券でも25倍となっています。

(自分で選ぶことはできないと思っていたのですが、新・楽天銀行FXのようにレバレッジを4つのコースから選べるところもあるようです)

 

考えやすいように1米ドル = 100円だとします。

(実際は2018.8.30現在1米ドル = 約111円です)

 

必要証拠金のレバレッジが1倍なら、1万米ドルを100万円で購入することになります。

つまり、必要証拠金は100万円です。

しかし、ほとんどの会社では必要証拠金のレバレッジが25倍となっているので、1万米ドルを必要証拠金4万円で購入することができます。

(レバレッジが25倍なので、100 ÷ 25 = 4 となるからです。手数料などは考えていません。)

 

実効レバレッジ

25倍と決まっていることの多い必要証拠金のレバレッジに対し、取引時間中に時々刻々と変わっていくのが実効レバレッジです。

これは、口座に預け入れたお金に対し、そのお金の何倍分を自分が取引しているかを表します。

 

口座残高100万円で100万円分の外貨取引をし、運用している場合は、

100 ÷ 100 = 1 で、実効レバレッジは1倍となります。

口座残高100万円で2500万円分の外貨取引をし、運用している場合には、

2500 ÷ 100 = 25 で、実効レバレッジは25倍となります。

 

実効レバレッジを実際に計算してみよう

例えば私が、口座残高が100万円のときに次のような取引をするとして、実効レバレッジを計算してみましょう。

①1米ドルが100円の時に、1万米ドルを買う。

②1トルコリラが18円の時に、5万トルコリラを買う。

この場合、米ドルを100万円分( 100 × 1 )、

トルコリラを90万円分( 18 × 5 )購入するので、合計は190万円分となります。

よって 190 (購入した通貨) ÷ 100(口座の残高)= 1.9

実効レバレッジは1.9倍となります。

このように、通貨の種類が1種類ではなく複数ある場合も、その合計額で実効レバレッジを求めることができます。

つまり、実効レバレッジを求めるときは

保有している通貨を全て日本円で計算したときの価格 ÷ 口座の残高

という計算で求めることができます。

 

注意!実効レバレッジの大きさと利益の関係

仮に、1ドル = 100円で買ったものが、数日後1ドル = 101円と円安になっていたとします。

すると1万米ドルは101万円で売却できるため、1万円の売却益が出ることになります。

この時、実効レバレッジが1倍で運用していたなら100万円で1万円の利益を得たことになります。

しかし、実効レバレッジが25倍で運用していたなら4万円で1万円の利益を得られたことになります。

 

どうでしょう?

ここだけ見れば実効レバレッジが高い方が、はるかに効率が良い感じがしますよね。

 

しかし、話はそう単純ではありません。

それは、通貨の価格は普通上下を繰り返すため、価格が上がっている時は大きく利益が膨らみますが、下がった時には同じように損失が大きく膨らんでしまうからです。

その点を理解せずに、

「同じ1万円を儲けるんだから、効率の良い方がいいだろう♪」

と、利益だけに目を奪われて無理な運用をしていると、ある日突然ロスカット(強制的に決済となり大きな損失を確定すること)になってしまうこともあるのです。

 

ロスカットについてはこちらの記事をごらんください。

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まとめ

今回は、FXのレバレッジには使い方が2つあるということと、実効レバレッジの具体的な計算方法について書きました。

一言で実効レバレッジが高いのはダメ!とはいえませんが、自分の口座残高がどのくらいあって、このくらいの実効レバレッジで取引しているということは常に把握しておく必要があります。

そうしないと、急な相場の変動に対応できず、思わぬところでロスカットとなってしまい、せっかく運用で増やしたお金がなくなってしまうからです。

要するに、自分の資産と運用額のバランスが、とても大事ということですね。

 

それではまた。

くま吉でした!

 

あなたにたくさんの幸せがありますように♪