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FXの必要証拠金を計算する方法

男性と札束

こんにちは!くま吉です。(@hanatare_kuma

今回は、FXの必要証拠金の計算方法について書きました。

これからFXを始めるという人も、これを読めば自分の運用に必要な証拠金がわかります。

レバレッジという概念があるため、少し特殊な計算になりますが、慣れれば簡単です。

具体的な数字を交えて計算方法を見ていきましょう!

 

必要証拠金とは?

FXでは、口座に入金したお金を担保として取り引きを行います。

口座のお金のうち、外貨を保有するための担保となるお金が必要証拠金です。

必要証拠金は、外貨を購入したときに口座から出金されるというものではありませんので、残高が減ることはありません。

ただし、必要証拠金分のお金は、新しい注文を発注する際の資金としては使えなくなります。

ある通貨を取り引きするために、すでに担保として預けている分だと考えれば当然ですよね。

つまり口座の残高が100万円で、必要証拠金が20万円分の外貨を保有しているなら、新しい注文を発注するのに使えるのは80万円ということになります(実際の運用状況による損益は考えていません)。

 

なお、口座の残高が必要証拠金に対して一定の水準まで下がるとロスカットになります(取引業者によって違います)

私も使っているインヴァスト証券のトライオートFXでは、有効比率の50%まで減るとロスカットになります。

【注意!】2019.4.22午前7時から、有効比率の100%に変更されます!

有効比率やロスカット基準額について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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必要証拠金のレバレッジ

FXとは、外国為替証拠金取引:Foreign Exchangeからきた言葉で、日本円と米ドル、ユーロと英ポンドなど、お金とお金を交換することを言います。

100円の価値があるプリンを、100円というお金と交換するのと考え方は同じです。

ただ、FXが実物の取り引きと大きく違う点が2点あります。

① レバレッジが効くということ

② 買いからも売りからも始めることができるということ

少し詳しく見ていきましょう。

①レバレッジが効くということ

まずこのレバレッジという言葉には2つの使い方があります。

詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

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必要証拠金のレバレッジは25倍に設定している取引業者が多く、本来必要なお金よりも少額のお金で取り引きを行うことができます。

必要証拠金のレバレッジが25倍という意味は、具体的には25万円分の外貨を買う時に、1万円で買えてしまうという意味です。

本来の25分の1の金額で外貨を保有できると表現した方がいいでしょうか。

これは、はっきり言ってお得です。

自分の資産よりもたくさんの外貨を取引して利益を出すことができるのですから。

でもだからこそ、慎重に考えて通貨を保有しないと大失敗します。

必要証拠金の実際の計算については、②の後に書きますね。

②買いからも売りからも取引を始めることができる

通貨の取引は買うだけでなく、売ることから始めることができます。

1万米ドルを取引するとして考えてみましょう。

買いから始める場合は、1米ドル = 100円の時に買い、1米ドル = 101円の時に同じ量を売ることで1万円の利益となります。

売りから始める場合は、1米ドル = 100円の時に売り、1米ドル = 99円の時に同じ量を買い戻すことで1万円の利益となります。

売りから始めるという感覚は、初めのうちはなかなか馴染みがないためわかりにくいかもしれません。

ですから初めのうちは、買いなら “安く買って、高く売る” ですし、売りなら “高く売って、安く買う” と機械的に覚えておけばいいでしょう。

 

必要証拠金の計算方法

ではさっそく、必要証拠金を計算して求めてみましょう。

必要証拠金は次の式で求めることができます。

必要証拠金 = 通貨のレート × 通貨量 ÷ レバレッジ

(繰り返しになりますが、必要証拠金のレバレッジは25倍と固定されている取引業者が多いです)

 

具体的に4つのパターンを挙げてみます。

 

①1米ドル = 100円の時、1万米ドルを買う場合の必要証拠金はいくらでしょうか?

必要証拠金 = 100 × 1 ÷ 25 = 4

答え 4万円

 

②1米ドル = 110円の時、5万米ドルを買う場合の必要証拠金はいくらでしょうか?

必要証拠金 = 110 × 5 ÷ 25 = 22

答え 22万円

 

③1米ドル = 113.35円の時、4千米ドルを買う場合の必要証拠金はいくらでしょうか?

必要証拠金 = 113.35 × 0.4 ÷ 25 = 1.8136

答え 1万8136円

 

④1米ドル = 110円の時、2万米ドルを買います。さらに1トルコリラ = 20円の時、5万トルコリラを買います。この場合の必要証拠金はいくらでしょうか?

必要証拠金 = 110 × 2 ÷ 25 + 20 × 5 ÷ 25 = 12.8

答え 12.8万円

 

複数の通貨を保有したい時も、④のようにして単純にそれぞれの必要証拠金を合わせて考えればOKです。

かえる お金の袋

ということで、中身が分かれば意外と単純ですよね。

 

でも、初めてFXで取り引きをする人は不安なものです。

自分の大切な資産を預けるわけですから「本当にこれでいいのかなぁ……」と。

 

私はそれくらい慎重で丁度いいと思っています。

実際に取り引きするのがまだ不安な場合は、繰り返し計算をして確かめる。

なんならデモトレードなどで通貨を保有し、その数字の推移を見ながら勉強するのもいいと思います(私もやっていました)。

 

以上が必要証拠金を求める計算方法でしたが、実はレバレッジの “25” で割る前の数字もすごく重要です。

①で言えば、100 × 1 = 100 の “100” という数です。

なぜならその数字こそ、自分が今いくら分の外貨を保有して運用しているかを示しているからです。

くま吉
くま吉
必要証拠金は4万円でも、実際には1万米ドル=100万円分の価値の外貨を運用しているという意識が大切です!

【注意】

取引業者ごとに必要証拠金の設定は微妙に違います。
必要証拠金を決定する際に、その通貨の価格を単純に25で割って求めている業者もあれば、インヴァスト証券のトライオートFXのように価格帯ごとに必要証拠金を設定している業者もあります。
ちなみに、トライオートFXでは1米ドル = 100円の時、1万米ドル保有するための必要証拠金は4万2000円となっています(2018.9.28現在)
取り引き前には必ず確認しましょう。

 

必要証拠金を正確に計算しておくことの意味

私はFXを始める時に、自分が思っている量だけ正しく外貨を保有できているのか不安でした。

もしも、自分が考えているよりも多くの外貨を保有していたら、知らないうちにそれだけ高いリスクを抱えているということになります。

その場合、急な相場の変動ではロスカットになる可能性が高くなってしまうのです。

ですから、少しでも不安があるときは繰り返し計算し直しました。

そうすることで不安は解消され、仮にミスがあったとしても実際の取引を始める前にそれに気づくことができるからです。

FXで資産運用を始める人は、ロスカットにならないよう口座残高や必要証拠金について時々確認をしながら、余裕をもって運用するようにしましょう。

 

それではまた。

くま吉でした!

 

あなたにたくさんの幸せがありますように♪